3年位前からMythTVにものすごく興味があったのだけど、環境も整わず、時間もなかったのでノーアクションにしていたのですが、この年末年始のどさくさにまぎれてHauppaugeのPVR-150という安いMpegのエンコーダーを購入したので、自宅サーバー用に半年間放置しておいたPCにくっつけてみた。
最初はCentOS 4.4のサーバー版でMythTVにチャレンジしたものの、GUI環境を整えるのがことのほか面倒くさくてあえなくギブアップ。というわけでGUIの評判の高いUbuntuで再チャレンジ。
MythTVの構成として、バックエンドはLinux、フロントはWindowsを目指すも、どうにもこうにもプロトコルのバージョンの不整合の問題でWindows用のフロントエンドが動かず全く役に立たない。 そんなこんなを繰り返しているうちに、もともとバック・フロント同一マシンでの純粋なPVRとしての利用は考えておらず、私が普段使っているPC、LAPTOPでケーブルTVの番組を眺めることがポイントなので、それを考えるとMythTVはどうも少し趣向が違うような気がしてならなくなった。途方にくれつつも、何か他に良いものは無いかと探しまくってみると、ありました「VideoLAN」なるモノが。
これをUbuntuにささっとインストールし、PVR-150でキャプチャーしている内容をHTTPでストリーミングするという設定にし、Windowsが載ったLaptopに同じくVideoLANをインストールし、HTTPのURLをそのUbuntuのサーバーに指定してストリーミング再生してみると、あっけなく受像に成功。MythTVの苦労は一体何だったのだろうか...。
が、これで終わらない。うちのケーブルTVはデジタルなので、セットトップボックス(以下、STB)が無いと番組を受像できないのである。STBの電源がオフになっているとストリーミングもへったくれも無いし、たとえオンになっていたとしても、息子がチャンネルをPBX KIDSにしたままだと、外からは子供番組のストリーミングしか見れないことに。これは非常にまずい。ということで、Ubuntu側からSTBの電源やらチャンネルを操作するためにIR Blasterの設定を開始。
このPVR-150にははじめからIR Blasterがついているのだ。 とりあえず取説通りにインストールをすすめるも、用意されてあるスクリプトを使ってもSTBのコードセットを見つけ出すことができない。おまけにWebの掲示板には「そのSTBは非対応である」、なんて平然と書きこんでいる奴もいるし...。うーん、同じメーカーの他の機種は対応しているのに、この機種だけ非対応なはずが無い。そもそもメーカーが製品ごとにコードセットを変えてくるはずもないし、と気を取り直してSTBのIR受信装置がどこにあるのかをもう一度探ってみた。「このあたりか」といった場所にあたりをつけ、IR Blasterの送信部分をちゃんとセットしてテストスクリプトを動かすと...、おおっ、今度は反応するではないか。電源がカチカチ言っている!そもそもこの付属のIR Blaster、とても微弱な信号しか送らない装置のようでした。最初は適当にぶら下げていただけでしたから、うまく受信できなかったんでしょう...。
これでとりあえず外出先からでも電源を入れられるし、チャンネルも変えられる。うーん、便利だ。
でもチャンネルを265(TV Japanだす)に変えるのに、いちいち
$ irsend SEND_ONCE blaster 0_78_KEY_2 0_78_KEY_6 0_78_KEY_5 1_78_KEY_ENTER
なんてコマンドを打ち込んでいるのも大変なので、これは何か良い方法を考えることにしよう。