皆さんはジャカランダの花ってご存知ですか?毎年5月から6月になると紫色の花が咲き、LAの街が紫色に染まります。
自宅の近所にジャカランダの並木道があるので早朝まだ陽が低い時にBMPCC4Kで撮影してみました。
皆さんはジャカランダの花ってご存知ですか?毎年5月から6月になると紫色の花が咲き、LAの街が紫色に染まります。
自宅の近所にジャカランダの並木道があるので早朝まだ陽が低い時にBMPCC4Kで撮影してみました。
モーラムと出会ったまでは良かったが、ライブで演奏されている曲のオリジナルを探そうにも手がかりがまったくない。どこから手を付けてよいのかわからない。
日本語でGoogleするとモーラムやルークトゥンが解説されているウエブサイトがいくつも表示されたが情報は古いものばかりだった。そこで紹介されているYoutubeの動画もやはりSNSでライブ配信されている曲とは違う少し古くさい感じの曲ばかりだった。
Youtubeで「หมอลำ」(タイ語でモーラム)と検索すると結果は大量に表示されるものの英語や日本語のコンテンツは皆無で手がかりを掴むことができず途方に暮れるしかなかった。
もしやと思いSpotifyで検索をしてみるとノリの良いモーラム風の曲がいくつも出てきたので兎にも角にも1曲1曲聴きこんでみた。その中でSNS配信者がラジオに合わせて歌っていた曲がみつかった。センダーオというアーティストのナンファーサラパンという曲だった。
2025年5月31日、コイ・チャリニが引退を表明しファンを含めモーラム業界に激震が走った。
モーラムとの出会いはとあるSNSであった。
あれはパンデミック中、2022年頃だったと思う。個人がライブ配信を行い投げ銭をもらうスタイルのSNSで、笑顔を振りまく者、じっと画面を見つめる者、セクシーな動きをする者、業務中の様子を配信する者など様々なタイプの配信者が世界中にいた。その中でお寺の境内らしきところに設置されたステージからバンドのライブを配信しているものがあった。画面の中にはバックダンサーに囲まれて歌っている歌手がいた。彼女がライブ配信をしていたのだ。
バックダンサーの動きはバラバラ、やる気なさそうにしている者もいれば観客からお酒を振る舞われて喜んで飲んでいる者もいた。女性歌手はノリの良いリズムの曲をかつて耳にしたことがあるような無いようなこぶしで歌い上げていた。まるで昭和の歌謡曲のような雰囲気だなと思った。それがモーラムだったのである。
彼女のライブ配信を追いかけることで少しずついろいろなことがわかってきた。まず曲はモーラム、バックダンサーはハーンクルアンと呼ばれること。観客が時々ステージに近づき握手したりお金を渡したりしていること。そして配信はイサーンと呼ばれるタイの東北地域から行われていることも。また歌っている曲は他の配信者のライブでも演奏されていたりしていたので彼女のオリジナルではなく一般的に人気のある他人の曲だということもわかってきた。
しかしイサーン語、ましてやタイ語も全くわからない私にとってはここからが大変であった。